※この記事は2007年当時のものです。現在このソフトは使用していないため、ご質問にはお答えできかねます。よろしくお願いいたします
レイヤーとは
絵を描くのに必要な機能です。
無くても描けますが、影付けなどは、邪魔くさくなってしまいます。
透明セロファンに絵を描いて、何枚も重ねて色を付けていくという感じ。
昔のアニメに、セル画というのがあったけど、あれは、一枚目に背景を描いて、
その上からキャラクターを描いた透明の紙を乗せて描いたでしょう?
あんな感じです。
レイヤーってなぁに?
ここに犬の絵があります。
この上に、絵が描きたくなったとします。こんな感じに。
描いてみました。
でも、これじゃあ、上の絵を直そうとしたら、元の絵まで消えてしまって二度手間ですね。
そこで、レイヤーを追加して書いていくと良いのです。
レイヤーを追加して、レイヤー2に四角を乗せてみました。
こうすると、レイヤー1の絵自体は変えることなく、上と同じような絵になっていますね。
こうすると後からの修正が楽です。
レイヤーの使い方はぜひ覚えておきましょう。
ブレンド モード
レイヤーには、いくつか、性質の異なるものがあります。
上の、標準と書かれた場所がありますね。
ブレンド モードと呼ばれる場所ですが
あれは、標準レイヤーという種類のレイヤーであるという事を表しています。
では、どのような種類があるのか見ていってみましょう。
■標準…標準です。一般的なレイヤー。
■比較(暗)…そのレイヤーより下が、暗い部分は反映します。
■比較(明)…そのレイヤーより下が、明るい部分は反映します。
■色相…そのレイヤーより下を、そのレイヤーの色相にします。
■彩度…そのレイヤーより下を、そのレイヤーの彩度にします。
■カラー…そのレイヤーより下を、そのレイヤーの色相、彩度にします。
■明度…そのレイヤーより下を、そのレイヤーの明度にします。
■乗算…そのレイヤーより下の色にそのレイヤーの色を足します。影に便利。
■スクリーン…そのレイヤーより下を、そのレイヤーの色で尚且つ薄くします。
■ディゾルブ…標準をノイズが掛かったようにしたもの。あまり使わない。
■オーバーレイ…光を放つ感じになります。困った時にやってみましょう。
■ハードライト…強い目の光が入ります。
■ソフトライト…柔らかい光が入ります。何かと使えます。
■差の絶対値…反対の色になります。
■覆い焼き…髪や目等、機械などにも使える強い光。
■焼き込み…色を焼きこみます。濃すぎるので使うときは注意です。
■除外…反対の色になります。殆ど「差の絶対値」と同じです。
OK
はい。お疲れ様でした。次は、マスクです。
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